
2022年に入ってから仮想通貨市場が低迷しており、11月のFTX破綻が市場の低迷をさらに深化させた。しかしこの時期でも仮想通貨取引を始める理由はある。
低迷する仮想通貨市場
去年は大きく上昇してほとんどの通貨が過去最高値を更新した仮想通貨市場だが、2022年に入ってから低迷が続いている。低迷の大きな理由の1つは、世界各国が去年までの金融緩和を止めて引き締めに転じたこと。
さらに11月には海外大手仮想通貨取引所のFTXが破綻した。FTXの倒産は仮想通貨と取引所に対する不信感を高め、世界の個人・機関投資家の仮想通貨離れにつながった。現在の状況では、去年のように短期的な値上がりを期待して仮想通貨を買う意味はあまりない。

長期的な値上がりを狙う
現在の市場環境で仮想通貨を取引するとしたら、どういう目的でするのがいいのだろうか?例えば短期的な利益が期待できなくても、長期的な値上がりを狙ってみてもいい。現在の仮想通貨市場は低迷し「仮想通貨冬の時代」と言われることもあるが、将来また2021年のようなブームがくる可能性はある。
今買って仕込んでおけば、5年後、10年後には値上がりしている可能性はある。ただし値下がりする可能性もあるので、その点はいつどの通貨を買うかよく考えて判断した方がいい。
長期保有のリスクを避けるには
長期保有目的なら短期的には値下がりしてもいいので今すぐに仮想通貨取引を始めてもいいのだが、長期保有にはリスクもある。
仮想通貨には取引所がハッキングされて流出するリスクが常についてまわる。2018年初頭には日本でも取引所のコインチェックがハッキングされ、仮想通貨ネムが約600億円分も流出した。
そこで仮想通貨ではなく、仮想通貨と同期してレートが動くCFD(差金決済取引)を取引する手段がある。仮想通貨CFDはElland Roadのような海外取引所の多くが提供している。Elland Roadは日本語のサイトもあるし、日本の取引所にはないクレジットカード入金にも対応している。
またElland Roadは仮想通貨以外にも株式や先物のCFDなどを提供しており、1つの口座を開くことで仮想通貨以外のCFDが取引できることも大きなメリットになる。
みんなが離れた時に仕込む
現在仮想通貨市場が低迷しているが、長期保有したいならこのような時に買って保有を続けるのがいい。2013~15年頃は仮想通貨などほとんど誰も興味を持たず、ビットコインのレートは5万円や10万円だった。その時にビットコインを仕込んでおけば、その後仮想通貨が普及しビットコインが数百万円になった時には大きな利益が出たことになる。将来的に仮想通貨が復活すると考えるなら、今が仕込みのチャンスと言える。
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