【創女部】これから創業したい女性へ先輩創業者からのメッセージ
カエルカンパニー 岡崎美紀子さん

カエルカンパニー 岡崎美紀子さん
働き方を自分で決められるのが創業の魅力
始めてからニーズと自分の価値を探っても
ファミリーレストランの店長の仕事を結婚を機に辞めた岡崎さん。その後は、来店客の目線から店舗や従業員をチェックする覆面調査の会社に登録。飲食店、小売店、不動産業など、さまざまな現場へ赴くほどに、その店にとってベストな改善方法を直接伝えられないことにもどかしさを感じるように。「もっと良い調査ができるはず。とノウハウもない中、店舗さんの役に立ちたいという思いだけで開業しました」
会社を立ち上げたものの、どうやって知ってもらうかが最初の課題。当時はSNSもなかったため、mixiからスタートし、以後、ブログ、Twitter、Facebook、Instagramを告知やブランディングに活用。経験を重ねながら、SNSにおけるリスク管理や、発信する言葉の大切さ、影響を身をもって体験してきました。
また仕事内容も「頼まれたことは何でも」対応していくうちに、覆面調査だけでなく、店舗コンサルタントや研修・セミナー講師と、幅が広がっていきました。こうした体験を踏まえ「やってみないと、自分のどこに価値があるか分からないもの。最初から“これしかやらない”と決め付けず、ニーズに従ってやりながら考えてもいい。やっていくうちに新しい人脈も増えるし、環境も変わる。できる事も増えていきます」と語ります。
これからは、外国人を教育する仕組みや、動画サイトを活用した教育にも目を向けたいと語る岡崎さん。「とりあえずやってみて、形を変えながらできることを増やしていけばいい。責任もあるけれど自由もあることが創業の魅力です」
プロフィル:岡崎美紀子さん
(株)カエルカンパニー代表取締役。2007年度、広島市女性支援事業の認定を受け、開業。「人は変わる、お店をカエル、社会をカエル」をキャッチフレーズに、飲食店を中心とした店舗コンサルタント、研修講師として全国を飛び回る。飲食業界の発展と働く人の地位向上を目指して、日々活動。「困っている人、悩んでいる人のお役に立てる、“カエル”ことができることが、この仕事のやりがい」と語ります。
【夢をカタチにするワークショップ】参加無料
「自分でやりたいことがあるけど、何からすればいい?」「創業のアイデアを知りたい」。漠然とした自分の夢を“見える化"するワークショップを開催。参加型の楽しいワークで夢と可能性が広がるはず。講師は田岡美江さん。
■日時/11月27日(火)10:00〜12:00 ※終了しました
■問い合わせ/メール:
soujob2018@gmail.com、TEL:070(1056)6521同事務局(NPO法人チルドリンひろしま内)、またはTEL:082(569)9216広島リビング新聞社編集部
※受付時間/平日9:30〜17:00
※同事業は「H30年度広島県女性向け伴走型創業支援事業」を広島リビング新聞社が受託して行うものです
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2018年11月24日号掲載)