甲斐内科・漢方内科クリニック TEL : 082-545-7377
漢方内科Q&A 【Vol.3】
「疲れやすい」のが悩み… 東洋医学で体調を分析して改善へ
甲斐内科・漢方内科クリニックに聞きました
【Q】最近、疲れやすくて困っています。(46歳、女性)

甲斐内科・漢方内科クリニック院長 甲斐広久さん
【A】 東洋医学では、「気」「血」「水」という3つの要素で体調を分析します。今回、ご相談の「疲れやすさ」は主として「気」の絡んだ状態だと思われます。「気」は生きるためのエネルギーであり、体の中を円滑に巡るものとされています。
気の異常は、さらに「気虚」、「気鬱(うつ)」、「気逆」の3つに分類されます。「気虚」とは、気の総量が減少した状態をいいます。エネルギーが不足しており、元気がない、だるい、食欲の低下がみられます。
次に気の巡りが悪くなった状態を「気鬱」といい、抑うつや、喉のつかえ感、腹部膨満感、ゲップが多いなど気の停滞による症状が出てきます。
最後に「気逆」ですが、気が体の上半身に集中するため、頭がのぼせて、逆に足は冷えてきます。また精神的にも不安定になりがちです。 これらは、肉体的、精神的疲労(ストレス)、大病後、更年期などのホルモンの変調により起こり、また単独ではなく複合的に存在することが多いとされています。「疲れやすさ」を改善するには、十分な休息や睡眠をとり、ストレスの原因となるものを避ける、また避けることが困難であれば趣味やスポーツなどで発散されることが重要と思われます。
もちろん必要に応じて「気」を補う「補気剤」や、「気」の巡りを改善させる「気剤」と呼ばれる漢方薬を用いて治療することも可能です。詳しくは専門医に相談してください。
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2018年10月27日号掲載)
甲斐内科・漢方内科クリニック
【住所】 広島市中区大手町2丁目7-2 ウエノヤビル大手町5階
【TEL】 082-545-7377
【FAX】 082-545-7388
【診療時間】 午前: 9:00〜13:00 午後: 15:00〜18:00
※木曜日・土曜日 午後休診
※午後は手術のみ
【休診日】 木・土曜日午後、日曜日、祝日
甲斐内科・漢方内科クリニック TEL : 082-545-7377
漢方内科Q&A 【Vol.2】
“西洋医学”と“漢方治療”の長所を 生かした「漢方内科」とは? 甲斐内科・漢方内科クリニックに聞きました
【Q】「漢方内科」では、どのような治療を行いますか。(57歳、女性)

甲斐内科・漢方内科クリニック院長 甲斐広久さん
【A】 「病気」の原因を細かく究明し、適切な投薬や手術を行うことに優れているのが「西洋医学」。特に、高血圧や糖尿病、高脂血症など、数値の異常が出る病気を得意としています。
一方、漢方治療は「証(しょう)」といわれる、「ひとりひとりの体質や状態」を重視して診断し、治療を行います。「症状があるのに、検査で原因がはっきりせず困っている…」と悩む人も多いのでは。漢方治療は、そんな数値化できないような不調にも対応できます。
その他、病名が付いても自分に合う治療法がない場合でも、東洋医学では「証」を見極めて対処することができます。
漢方内科では、西洋医学と漢方治療の長所を生かし、患者さん“ひとりひとり”に最適な治療を行っています。
どのような不調で受診すればよいかは、左表をチェック。詳しくは専門医に相談してください。
■どのような病気で受診するの?
・高血圧、糖尿病など生活習慣病
・胃腸障害(腹痛、下痢、便秘)、慢性胃炎、機能性胃腸症、機能性ディスペプシア、過敏性腸炎
・アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症、じんましんなど)
・月経不順、月経痛、冷え症、更年期障害などの婦人科疾患
・高齢者の老化に伴う種々の症状(腰痛、膝痛、しびれ、夜間頻尿など)
・風邪をひきやすい、冷えなどの体質改善
・がんや膠原(こうげん)病などに伴う、いろいろな体調不調や体力低下
など、さまざまな人が受診しています
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2018年9月29日号掲載)
甲斐内科・漢方内科クリニック TEL : 082-545-7377
漢方内科Q&A 【Vol.1】
「漢方内科」はどんなときに受診すればいいの? 甲斐内科・漢方内科クリニックに聞きました
【Q】「漢方内科」というのを初めて聞きました。どんな特徴がありますか。(48歳、女性)

甲斐内科・漢方内科クリニック院長 甲斐広久さん
【A】 西洋医学は「病気」の原因を細かく究明し、適切な投薬や手術を行うことに優れています。特に、高血圧や糖尿病、高脂血症など、数値の異常が出る病気を得意としています。
一方、漢方治療は「証(しょう)」といわれる、「ひとりひとりの体質や状態」を重視して診断し、治療を行います。そのため、症状があるのに検査で原因がはっきりせず困っているケース、言い換えれば数値化できないような不調にも対応できます。その他、病名が付いても自分に合う治療法がない場合でも、東洋医学では「証」を見極めて対処することができます。
漢方内科では、西洋医学と漢方治療の長所を生かし、患者さん“ひとりひとり”に最適な治療を行っています。
どのような不調で受診すればよいかは、左表をチェック。詳しくは専門医に相談してください。
■どのような病気で受診するの?
・高血圧、糖尿病など生活習慣病
・胃腸障害(腹痛、下痢、便秘)、慢性胃炎、機能性胃腸症、機能性ディスペプシア、過敏性腸炎
・アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症、じんましんなど)
・月経不順、月経痛、冷え症、更年期障害などの婦人科疾患
・心身症、自律神経障害、神経症、特にストレスを誘因としたもの
・高齢者の老化に伴う種々の症状(腰痛、膝痛、しびれ、夜間頻尿など)
・風邪をひきやすい、冷えなどの体質改善
・癌や膠原(こうげん)病などに伴う、いろいろな体調不調や体力低下
など、さまざまな人が受診しています
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2018年8月25日号掲載)

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