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【防災 情報ページ】 事前に知っておきたい防災、知恵や知識など、防災にまつわるさまざまな情報をあつめました  【防災情報ページ 一覧へ】

警告と受け止めて群発地震を・・・地震がもたらす広島への影響

 先月発生した西日本豪雨災害で、広島県は被害に見舞われやすい土地柄であることをあらためて認識させられました。今、警戒されているのがじしん。広島県では、南海トラフのプレート境界型地震、活断層型の地震による揺れや津波の被害想定報告書を公表し、注意を促しています。同調査検討委員の岩井哲先生に、想定される被害の実態や災害の誤解などについて聞きました。
 
 
 
岩井 哲先生のプロフィル

 広島工業大学副学長、教授・工学博士。建築耐震構造、都市地震防災が専門。広島県地震被害想定調査検討委員会委員、中国地方防災研究会・前会長を務める
 

南海トラフ巨大地震以外で、広島市に影響を及ぼす地震

 
 今年6月、政府の自信調査委員会は、今後30年以内に震度6弱以上の大地震に遭う確率を示した「全国地震動予測地図」を発表。芸予地震は50年に1回程度で起こっています。活断層型の地震は、いつ、どこでも起こる可能性があります。
 図内の番号は、下記の地震源に対応しています
 
 広島市において、【1】南海トラフ巨大地震が震度6弱、【2】安芸灘〜伊予灘〜豊後水道の地震が震度6弱、【3】五日市断層による地震が震度6強、【4】己斐-広島西縁断層帯による地震が震度6強、【5】岩国断層帯による地震が震度5強、【6】安芸灘断層群による地震が震度6弱と予測されています。【1】と【2】がプレート関連の地震、【3】〜【6】が活断層型の地震です
 
 

【Q1】各地で発生している地震と南海トラフ巨大地震とは、何か関連がありますか。

 
 
【A】 日本は今、地震の活動期に入っていて、いつ大きな地震が起こってもおかしくない状況です。日本列島は、太平洋側からのプレートに押されていて、それが影響して内陸部で地震が群発しています。6月18日に発生した大阪府北部地震と南海トラフ巨大地震との関連性は、はっきりとは分かりません。体に例えるなら、大きな患部があり、今はその周辺がギシギシと痛んでいるようなもので、警告と受け止めて、日頃から備えを意識しておくことです。
 
 
 
「南海トラフ巨大地震による広島県内浸水シミュレーション」を解説する岩井哲先生
「南海トラフ巨大地震による広島県内浸水シミュレーション」を解説する岩井哲先生

【Q2】南海トラフ巨大地震で、広島市や府中町の震度は6弱〜5弱と想定されています。揺れに差があるのはなぜ?

 
 
【A】 表層の地盤の固さによります。広島市の地盤は、土砂による堆積地が多く、例えるなら豆腐のように柔らかい土地です。また住宅団地で、山を削って盛土で平らにしたような所では、地震による揺れが大きくなりやすいので、住んでいる土地の成り立ちを知っておくことも重要です。
 
 

【Q3】南海トラフ巨大地震による津波で、広島市の場合は海岸部より内陸部で被害が大きいのはなぜ?

 
 
【A】 津波は地震発生から約3時間後に西から襲ってきます。「まだ時間はある」と思いがちですが、広島市の場合は地震による揺れで、まずは河川堤防で弱い部分が決壊し、水が街中に浸入してきます。浸水深は30僂阿蕕い任靴腓Α9島市内でも場所によっては避難が必要で危険です。地震発生後は、早く高い所へ逃げてください。津波が来てからも、内海なので津波が繰り返し来襲し、決壊した堤防からさらに浸入。深い所で2m以上、被害エリアも拡大していきます。自分の住む場所が、何分後にどのくらいの浸水深になるのか、広島県が動画を作成しているので、それを参考にしてください。広島県全域で津波による全壊棟数は15,090棟、死者は13,828人と想定されています。

南海トラフ巨大地震浸水シミュレーション(広島市、府中町、海田町、坂町エリア)
南海トラフ巨大地震浸水シミュレーション(広島市、府中町、海田町、坂町エリア)
 

【Q4】揺れや津波以外では、どんな被害が考えられますか。

 
【A】 東日本大震災のように、地震断層の滑りがあちらこちらで重なると、揺れが3〜5分間続きます。すると地下水位の高い土地では、噴砂や水が噴き出す液状化現象が起こります。海を埋め立てた所、沼や池だった所は危険で、水抜きなど地域で対策を行う必要があります。広島県では液状化により39,560棟の建物が傾くなどして全壊すると予測しています。
 
 

【Q5】南海トラフ巨大地震以外に、注意すべき地震はありますか。

 
【A】 震度6強と6弱では、被害に大きな差が出ます。南海トラフ巨大地震では、広島市内の震度は6弱〜5弱と想定されています。このレベルの震度ならば、昭和36年以前に建てられた古い木造家屋の全壊は10%程度。昭和56年以降(新築)に建てられた家屋であればほぼ0%と予測しています。一方、広島市直下にある活断層型の「五日市断層」や「己斐-広島西縁断層帯」による地震は、震度6強と想定されています(上の地図を参照)。古い家屋は71%、新築家屋でも11%が全壊すると思われます。
 
 

【Q6】自分が暮らす土地で、どんな被害が発生しやすいか分かりますか。

広島市の防災カルテ ※府中町では、各小学校ごとの防災カルテは作成されていません
広島市の防災カルテ
※府中町では、各小学校ごとの防災カルテは作成されていません
 
【A】 広島県は、「地震被害想定調査報告書」を平成25年10月に作成し、各市町がこれを基に住民に分かりやすく公開しています。特に広島市では、各小学校区で防災カルテを独自に作成。津波による人的被害、津波以外による人的災害、建物被害、ライフライン施設、避難者数の5つの指標の危険度をレーダーチャートとして表示し、土地ごとの危険度を可視化できるよう工夫しています。年に1回くらいはハザードマップなどを見て、予防力を高めてください。
 

【Q7】大阪府北部地震では、ブロック塀の倒壊が問題視されました。どのように危険なのですか。

安全なブロック塀の構造仕様(広島県のHPより)
安全なブロック塀の構造仕様(広島県のHPより)
 
 
【A】 1978年に起きた宮城県沖地震も、死亡者はブロック塀の倒壊による圧死でした。建築基準法に適合しないブロック塀は、震度6弱以下でも構造的に倒壊してしまいます。また人間の習性なのか、揺れていると自分の体を支えるのに、塀に手をつきたくなるものです。地震がきたら、むしろブロック塀から真っ先に離れるという意識を持つことが大切です。またブロック塀をお持ちの人は、法律に適合した作り方になっているかなど、早期に専門家に相談してください。
 
 
 
 

過去の防災関連の記事を弊社のウェブにまとめています

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防災力を高めるために参考にしてください

 
防災情報 一覧へ
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【1】家具の固定、配置を見直そう
【2】非常食はローリングストック法で、災害時もおいしく
【3】女性に役立つ防災ポーチのすすめ
【4】8.20広島土砂災害で困ったこと&助かったこと
【5】アウトドアの防災術で子どもと自分の命を守るには…
【6】突然の局地豪雨、どう身を守ったらいいの?
【7】避難か待機か、情報はどうやって得るの?
【8】知らないと大変、備えて安心の地震保険
 
 
 
それ以外にも防災関連の記事があります。
参考にしてください
 

●リビング新聞社グループ 「ぎゅってWeb」の防災情報

災害に見舞われてしまったママたちのリアルな話をウェブで公開中です。
【1】【地震】熊本地震で新築の家は半壊。子育てへの考え方が変わったその訳は?(熊本地震)
【2】【津波】娘3人を連れて避難した3.11から6年。後悔しない自分らしい生き方を(東日本大震災)
【3】【土砂災害】2歳児ママを襲った広島土砂災害「ママ友とのつきあいが力に」(広島土砂災害)
 

●リビング新聞社グループ「LIVINGくらしナビ」の防災情報

自身の防災対策について、知っておきたい知識や、いざという時のために知っておきたい「防災の知識」をまとめています
 
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ブロック塀診断士に聞く、「ブロック塀の危険性」

築30年以上は点検をしましょう

 今年、6月18日に大阪府北部で発生した地震でブロック塀が倒壊し、尊い人命が犠牲となりました。家族を守り、隣同士で助け合うためにも、日頃からブロック塀の安全度を確認する防災対策が大切です。そこで、ブロック塀診断士を認定している「公益社団法人 日本エクステリア建設業協会」の専務理事を務める安光洋一さんにお話を聞きしました。
 

【安光洋一さんのプロフィル】
公益社団法人 日本エクステリア建設業協会の専務理事であり広島県支部長も兼任。西区庚午中で安光セメント工業の代表取締役でもある
 
■公益社団法人 日本エクステリア建設業協会
【TEL】03(3865)5671

【Q】危ないブロック塀とは?

 
【A】 今問題となっている危険なブロック塀は、だいたい築30〜40年のものが多いようです。ブロック塀は、建築基準法で構造仕様の基準が定められています。築30年以上たつと、傾いたり、ひび割れたり、内部が劣化したりして、地震が発生した際に倒壊する恐れがあります。塀の一番上には、笠木というブロック塀の屋根が付いているだけで、耐久性が増します。笠木が外れたり、セメントで上部をならしただけだと、ブロック塀の中に雨水等が染み込み、中の鉄筋がさびて、膨張してきます。10ミリの鉄筋なら、20〜30ミリぐらい膨らみます。それにより、塀にひび割れ等が入ります。
  
こんなブロック塀が危ない(日本エクステリア建設業協会資料より)《クリックで拡大表示》
 

【Q】鉄筋がどういうふうに入っているかは、素人では分からないです

 
ブロック塀診断士が、特殊な機械を使い、縦横に鉄筋が入っているかどうかを調べます。ブロック塀診断の費用ですが、日本エクステリア建設業協会では、以下の表のように決まっています。塀の長さが10m未満で、高さが1.2m未満であれば15,000円(税別)が基準です。ブロック診断の料金表をご覧ください(詳しくは、日本エクステリア建設業協会へ)。
 
ブロック塀総括診断書、ブロック塀調査票、ブロック塀調査票の写真
ブロック塀総括診断書、ブロック塀調査票、ブロック塀調査票の写真
ブロック診断の料金表
ブロック診断の料金表
 
 

【Q】ブロック塀診断士とは、どんな資格を持った人たちですか。

 
【A】 ブロック塀診断士と言われる人は、日本エクステリア建設業協会の会員を含め、全国で4,500人ぐらいいます。この人たちは、1・2級建築士、1・2級建築施工管理技士、1・2級土木施工管理技士、1・2級造園施工管理技士、タイル・左官・1級ブロック建築技能士、建築コンクリートブロック工事士、1・2級エクステリアプランナーです。ブロック塀の法令知識、材料知識、構造知識、施工知識等がないと、ブロック塀診断士になることはできません。
 
 

【Q】どこに問い合わせれば、ブロック塀診断士を紹介してもらえますか。

 
【A】 広島県土木建築局建築課では、ブロック塀の所在地の行政相談窓口を紹介しています。また日本エクステリア建設業協会では、協会の会員他でブロック塀診断士を紹介しています。

 
 

【Q】危険と診断されたら、どういう外構に差し替えたらいいのでしょうか。

 
【A】 ブロック塀が悪いわけではありません。根入れと言う基礎をきちんとして、正規の材料で、高さや鉄筋の数、ブロックの厚さや控え壁を備えるなど、建築基準法に準じて工事を行えば、築20年は倒壊することはありません。また、危険なブロック塀を撤去した後、下部はブロックで上部はフェンスという組み合わせや、植栽にしたりといろいろな方法があります。防犯効果やプライバシーを保ちたいなどの希望もあるでしょうから、エクステリアプランナーに相談してみてはいかがでしょう。
 
 

【Q】ブロック塀をチェックし、高価なエクステリアを勧めようとする詐欺まがいの業者が出現しそうですが…

 
 
【A】 ブロック塀診断士は、あくまでも診断を行うだけで、営業活動をしてはならないと決められています。また、飛び込み営業もしてはならないことになっています。ブロック塀診断士は、身分証明書を持っているので、それを確認してください。診断後、お客さまがその診断士を信用されて、その後の工事を任されるのであれば、それはお客さまの自由です。
 また、診断して大丈夫な場合、「検査合格」のプレートを設置するような保証はしていませんが、診断書の発行は行っています。
 

【Q】プロに診断してもらう前に、自己チェックはできませんか。

 
【A】 日本エクステリア建設業協会では、自己点検ができるように、チェックシートを用意しています。点検項目に沿って確認し、3つ以上チェックがあれば、専門家に相談することをお勧めします。最近は、各地でハザードマップを作成する動きがあり、地域の防災士さんにこのシートを活用してもらっています。危ないブロックがあれば、ハザードマップの中にチェックを入れるとか、赤いシールを貼るなどして、役立てていただいています。
危険なブロック塀があっても、それは私的な財産なので、強制的に撤去することが難しいことも事実です。地震の際にブロック塀が倒壊すると、道路をふさいで避難に支障をおこし、救助活動の妨げともなります。もし、何かあったときには、持ち主の損害賠償になります。2年前の熊本地震でも、ブロック塀で1人が亡くなり、1人がケガをされましたが、6,700万円ぐらいの損害賠償の判例が出ました。
 
 

安光洋一さんからひと言

「これをきっかけに、危険なブロック塀をチェックしてみてください」
行政が指導して、危険なブロックを見直す雰囲気が全国的に出てきています。宮城県や静岡県、高知県や大阪府では、行政が予算を付けて危険なブロック塀の撤去を指導しています。撤去に際し、全額ではありませんが、補助金を出している自治体もあります。広島県では、まだそこまでは行われていません。安全と言えるブロック塀は、築20年ぐらいまで。築30年以上のブロック塀は、まずは診断を受けてみることをお勧めします。


 
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2018年8月4日号掲載)
 
 
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