SHUFU-1の部屋 vol.18
「おせち」も“まごわやさしい”
食が豊かで便利な時代になるとともに、姿を変えていく「おせち」。
昔ながらのものには「まごわやさしい」がちゃんと入っています。新しい一年の始まりを先人たちに感謝し、体に良いもので満たしてスタートしましょう。そこでお薦めの2品を紹介します。
【鶏の竜眼巻き】
竜の目に見立てたもので、ササミを観音開きにし、縦半分に切ります。その上に海苔、ウズラ卵をのせて巻き、つまようじで止めます。表面を焼いて甘辛タレをかけて煮込めば出来上がり。
【市松のし鶏】
鶏ミンチ500g、卵1個、砂糖・しょうゆ各大3、みりん大1を混ぜて型に流し、190℃で20分。けしの実と青海苔で市松模様にします。つくねとは違った上品な味わいが楽しめます。警戒しながらも初めて食べた息子の第一声は「うまっ!」でした。
※「まごわやさしい」は、健康な食生活に役立つ和食材(マメ・ゴマ・ワカメ・野菜・魚・シイタケ・イモ)の頭文字を覚えやすく言い表したもの
SHUFU-1ミセスの岡野陽子さん
プロフィル/忙しい女性のための休憩場所でありたいと、自宅で料理教室を主宰。テレビ、ラジオへの出演経験も。3世代同居、2児の母
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2017年12月31日号掲載)