カープ インタビュー「今年はビシッとビールかけがしたい!」
選手会長 小窪哲也選手(内野手 背番号4番)
【Q】 昨年、選手会長としてチームをまとめられた功績は大きかったですね。
【小窪】キャンプ中から、選手一人一人が本当に勝ちたいという気持ちがずっと強かったと思います。一昨年前までは、誰かがミスをして、それが連鎖して負けだしたら負けるということが続いていました。そんな時こそ、みんなで話し合った方がいいのかなと思っていたのですが、昨年はそんな場面がなかったですね(笑)。
【Q】 主力選手だけでの食事会、今年もされましたね。
【小窪】そうですね、いい話ができました。今年は、ピッチャーキャプテンが野村祐輔です。どうしても野手が主体になるので、ピッチャーの声を聞きたいし、意見をどんどん出してもらいたいですね。これまでは黒田さんにだいぶん引っ張ってきてもらいましたから。
【Q】 昨年、よく「チーム一丸」と口にされていました。今年のフレーズは?
【小窪】チームが一丸にならないと勝てないですから、それは継続して…。今年はマークが厳しくなるでしょうから、昨年みたいにうまくいくかどうか。日本シリーズも、最後はズルズルといっちゃって勝てなかったですし…。昨年と一緒のことをしていたら勝てないですから、「進化」ですかね。
【Q】 チームの雰囲気はいかがですか。
【小窪】キャンプから、いい声も出ていますし、雰囲気がいいですよ。
【Q】 チケットの売れ行きがすごいですね。
【小窪】そうですね、これが当たり前(おごり)にならないようにと、皆に話をしました。僕も10年目ですけど、なかなかないことです。ファンの方々の後押しがあってこそですから、こういう雰囲気を長く続けていくことが、今いる選手の役目だと思います。
【Q】 今年は、「代打返上、3塁定着」といきたいですね。
【小窪】毎年、代打を目指しているわけではないですから、目標は少しでも試合に出ることです。やはりチームにとって必要な選手になりたいですね。
【Q】 今期の目標を聞かせてください。
【小窪】数字ではないのですが、今年はグラウンド内でみんなを引っ張っていける存在になりたいです。優勝が決まったとき、新井さんと黒田さんが抱き合って喜びを分かち合っていたじゃないですか。あの姿を見て、自分もそういう選手でありたいなと思っています。
【Q】 今年は、リーグ連覇と日本一との期待が高まっています。ファンへ一言。
【小窪】昨年は、勝つ喜びとともに難しさも味わいました。自分たちの力が発揮できるようにキャンプからやってきたので、今年は強いカープが見せられると思います。僕個人としては、もう一回ビールかけの音頭を取りたいですね。昨年のビールかけは舞上がっちゃって、グダグダと終わってしまったので。25年ぶりでビールかけ自体がわからないし、歴代の選手会長に聞いてもみんなわからないと言われるし…。今年はビシッと音頭を取りたいです。応援をお願いします。
【Q】 今期の目標を聞かせてください。
【小窪】数字ではないのですが、今年はグラウンド内でみんなを引っ張っていける存在になりたいです。優勝が決まったとき、新井さんと黒田さんが抱き合って喜びを分かち合っていたじゃないですか。あの姿を見て、自分もそういう選手でありたいなと思っています。
【Q】 今年は、リーグ連覇と日本一との期待が高まっています。ファンへ一言。
【小窪】昨年は、勝つ喜びとともに難しさも味わいました。自分たちの力が発揮できるようにキャンプからやってきたので、今年は強いカープが見せられると思います。僕個人としては、もう一回ビールかけの音頭を取りたいですね。昨年のビールかけは舞上がっちゃって、グダグダと終わってしまったので。25年ぶりでビールかけ自体がわからないし、歴代の選手会長に聞いてもみんなわからないと言われるし…。今年はビシッと音頭を取りたいです。応援をお願いします。
読者からの質問
【Q】 karenカレンさんから 「息子の桃乃介くんの最近の成長で驚かれたことは?」
【小窪】驚くばかりです。キャンプへ行く前までは、歩くのもままならなかったのに、今は走りまわっています。久しぶりに会うと、成長の早さに驚きです。今までは、なぜ泣いているのか、何を言おうとしているのか、わからなかったのですが、今はそれがわかるようになりました。
【Q】 やまもと さんから 「小窪選手にとってファンの存在とは?」
【小窪】ファンの声援で、踏み出せないところが踏み出せたり、思い切っていけないところが、思い切っていけるようになったりと、背中を押してもらう感じです。昨年は、たくさんの感動をもらっいました。
ピッチャーキャプテン 野村祐輔選手(投手 背番号19番)
【Q】 今期、ピッチャーキャプテンをどういう気持ちで受けられましたか。
【野村】なかなか大変だと思いますけど、任された以上は、しっかりと投手陣をまとめられるよう頑張りたいです。
【Q】 キャプテンとして具体的に考えていることは?
【野村】なるべく、コミュニケーションをしっかりとることと。あとは、言葉で伝えることはなかなか難しいこともあるでしょうから、まずは自分がやるべきことをやって、そうした姿を見せることで引っ張っていけたらと思っています。
【Q】 小窪会長は、「チーム一丸」とともに「進化」というフレーズを言われました。
【野村】昨シーズンは、チームワークで優勝できたと思っています。昨年と同じことをしていても成長がないので、プラスアルファをしっかり出していければ、チーム全体の成長にもつながると思います。
【Q】 昨年は16勝で最多勝、最高勝率など飛躍の年でした。その要因は?
【野村】「粘り」と「気持ちの切り替え」ができるようになったことです。だいぶん、大きく成長できたのかなと思います。
【Q】 今シーズン、何かにチャレンジしようとしていることは?
【野村】新しく何かを取り入れたということはありませんが、しっかりと準備はできています。昨年よりも、気持ち的に少し余裕が出てきたのかなと思います。
【Q】 今年の目標はありますか。
【野村】一年間、ローテーションでしっかりと結果を出すことと、なるべく長いイニングを投げたいです。
【Q】 防御率1点台、200イニングを期待されていますが…
【野村】すごく大きな目標ですね。25回以上登板して、それが達成できればいいですね。まずは昨年の数字が超えられるように目指したいです。
【Q】 リーグ連覇と日本一を目指して、ファンへ一言お願いいたします。
【野村】昨年は、球場を真っ赤にしてもらい、声援をたくさんもらい、すごく感動しました。今期も、応援してもらえるチームであるよう、また全員で頑張りたいと思います。
読者からの質問
【Q】 カピバラさんから 「ノムスケと呼ばれることに抵抗はありますか」
【野村】最初はありましたけど、もう今年6年目なので抵抗はなくなりましたね(笑)。 ファンから呼ばれても全然気にしませんよ。
【Q】 masaki_tsuさんから 「今年取りたいタイトルはありますか」
【野村】優勝です。タイトルは何を取ってもうれしいです。
【Q】 MOMOさんから 「ルーティンや験担ぎを教えてください」
【野村】僕は意識し出すと、できなかったときがすごく不安になるんです。「どういう事態が起きようとも対応できるように」と心がけているので、ルーティンや験担ぎはありません。
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2017年3月25日号)