温泉総選挙で玉造温泉がグランプリに
全国の温泉地を対象に「温泉総選挙」が行われ、みごと玉造温泉(島根県松江市)が2016年の最高賞である環境大臣賞に輝きました。主催者の「うるおい日本プロジェクト」に、このユニークな試みについて話を聞きました。
「温泉総選挙」の趣旨は何ですか。
官民で作る「うるおい日本プロジェクト」では、温泉地の保護利用の推進と、全国の温泉地の活性化を目指し、環境省と観光庁の後援を受けて、昨年初めてとなる「温泉総選挙」を行いました。
どのような審査が行われたのですか。
全国には、1434温泉地があります。これらのうち、104の自治体から、125件の応募がありました。自然との一体感が楽しめるリフレッシュ部門や、健康増進部門など、8つの部門で審査。ロケーションや泉質はもちろん、自治体が推進する温泉地活性化のための取り組みなども重視して選ばれます。
玉造温泉のどのようなところが評価されたのでしょうか。
玉造温泉は、うる肌部門の1位と、全部門の上位から選ばれる環境大臣賞も受賞しました。
玉造温泉では約10年前から、まちづくりによる観光振興を目指し、産官民が一つになって、町の整備やイベントの企画などを行ってきました。その結果、若い女性客が増えるなど、成果が出ています。また、温泉の持つ科学的な証拠に基づき、製薬会社と共同して、化粧品の開発と販売を行うなど、うる肌の独自の活動も評価されました。
温泉総選挙2016の受賞の詳細は以下のHPへ。
うるおい日本プロジェクト公式キャラクター「うる美」
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2017年1月28日号掲載)
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