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「フェアプレー賞高円宮杯」サンフレッチェ広島が5年連続6回目の受賞

この偉業、もっと評価されるべき

Ⓒ 1992 S.FC
Ⓒ 1992 S.FC
  
昨年サンフレッチェ広島は、5年連続6回目となる「フェアプレー賞 高円宮杯」を受賞しました。常勝チームにあって、この記録は素晴らしいことですが、同賞があまり話題に上らないことが残念です。そこで、長年サンフレッチェ広島を見続けている『紫熊倶楽部』の中野和也編集長に、高円宮杯が持つ意味や、サンフレッチェ広島がめざすサッカーについて聞きました。
 

中野編集長に聞く、サンフレッチェのサッカーとは?

中野和也さん サンフレッチェ広島オフィシャルマガジン『紫熊倶楽部』編集長
中野和也さん
【プロフィル】中野和也さん
(有)オフィス・ウェンブリー代表取締役
サンフレッチェ広島オフィシャルマガジン『紫熊倶楽部』編集長。
1995年からサンフレッチェ広島を見続け、カメラマンの妻と共に、サンフレッチェを熱く取材。中野さんが書くサンフレッチェ評は、サポーター目線の内容として共感を得ています。
 
2015年の年間表彰式「Jリーグアウォーズ」で、フェアプレー賞高円宮杯を受賞した、サンフレッチェ広島。高円宮妃殿下(右)から表彰される森保一監督 (C)2015 S.FC
 

フェアプレーはサンフレッチェのDNA

【編集部】 「フェアプレー賞 高円宮杯」とは、どのような賞ですか。

 
【中野】 高円宮殿下は、2002年にご逝去されていますが、非常にスポーツに造詣の深い方でした。同賞は殿下のお名前をいただいていることもあって賞の価値は非常に高く、「プレーは、クリーンに激しく戦う」というフェアプレー精神をたたえたものです。サンフレッチェ広島は、設立当初から、フェアプレーをクラブの理念の一つとして掲げています。
 
反則ポイント
反則ポイントは、警告1回につき1点(遅延行為、異議を唱えた場合はさらに1回1点を加算)。退場は1回につき3点、出場停止試合数1試合につき3点を加算。一方、警告や退場、退席処分がなかった試合は、1試合につき3点が減点されます。
 2007年にフェアプレーの数値化が行われ、年間の反則ポイントが、総試合数を下回った全クラブにフェアプレー賞が授与されます。さらにJ1では、その中で最も反則ポイントが少なかったクラブに、高円宮杯が授与されます。
 

【編集部】 この賞を取るのは、難しいことなのでしょうか。

 
【中野】 サンフレッチェ広島のサッカーは、ボールをしっかりと自分たちで握って、味方につなげていきます。それは攻めている時間が長いということにつながり、相手にとっては守備の時間が長くなります。ファウルは守備のときに起きやすいですから、必然的に相手は、ファウルの確率が高くなります。

また、攻めているとき相手にボールを取られると、守りの人数が少なくなります。激しくあたっていかないと相手のプレーを止めることができません。そのときに警告を受けてしまうケースが多いのですが、サンフレッチェ広島はそうしたプレーが少ないのも特長です。それは、攻めているときでも守備を忘れていないからです。

単純にフェアプレーと言っても、しっかりとした戦術がないと実践できません。サンフレッチェ広島の場合は、戦術が構築されていて、しかも各選手たちに浸透しているのです。フェアプレーが多いということは、サッカーが爐Δ泙き瓩箸いΔ海箸任后さらに、審判への異議や遅延行為も少なく、これは森保監督の指導や、チームの伝統と言ってもいいですね。
 

【編集部】 フェアプレーの精神は、サンフレッチェのDNAのようなもの?

 
【中野】 こうした考えが一時期揺らいだこともありました。それを立て直したのがペトロヴィッチ監督であり森保監督であり、クラブの努力だったと思います。サッカーが上手くないと、どうしてもファウルをとられる率が高くなり、危険なプレーが多くなります。昨年は優勝していて、反則ポイントがマイナス12でした。初優勝した2012年は、反則ポイントが10でしたから、年々、サッカーの質が上がっていると言ってもいいでしょう。
 
 

【編集部】 得点や順位で一喜一憂してしまいますが、フェアプレーを意識すると、サッカーの見方も変わってきますね。

  

【中野】 そうなんです。だから僕は、Jリーグがもっとフェアプレーに注目すべきで、毎試合後、反則ポイントをすぐに公表すべきだと思います。累積の反則ポイント数を順位表と一緒に公表すると、きっと関心も高まると思います。
 

【編集部】 結果だけではなく、勝ち方も大切ですね。

  
【中野】 「勝たなきゃ意味がない」と言われます。「勝つためには何をしてもいい」「相手の足を傷つけてもいい」…、そんなわけはないですよ。審判に対して敬意を払うことも含めて、やはりプライドを持って勝つことです。平安時代末期、武士が出てきたころは、戦と言えば一対一で、名乗りを上げて、正々堂々と戦ったわけじゃないですか。これは日本人が持つ、美しい精神性で、武士道にも通じます。
 

【編集部】 だからこそ、子どもたちにサンフレッチェのサッカーをもっと見てほしいですね。

  
 
【中野】 ぜひ見てほしいですね。試合中、審判に対して不満に思うこともあるでしょうし、相手に文句を言いたいこともあるでしょう。しかし、ファウルをしたら、相手に声をかけて、自分のポジションに素早く戻る。文句をいう暇があったら次のプレーのことを考える、そういうところを子どもたちは、お手本としてもらいたいですね。
 

【編集部】 広島のDNAと言っても、誰かが言い続けないと、ついラフプレーをしてしまいそうですが・・・

  
 
【中野】 今のサンフレッチェは、広島のサッカーをやりたいと思って来ている選手がほとんど。勝つためには反則してもいいとか、守備をおろそかにして攻撃さえすればいいというような考えの選手は移籍してこない。勝利につながる過程の中に、フェアプレーが存在します。そこにはクラブの指導があり、伝統があります。そういうクラブが広島にあることを僕は誇りに思いたいです。
 

サンフレッチェ広島のサポーターが誇りにしよう

【編集部】 メディアに取り上げられることが少ないような・・・

フェアプレー賞高円宮杯の授賞式が12月20日に行われました。個人賞はなにかと話題になるのですが、このフェアプレー賞はメディアに取り上げられることが少ないような気がします。  
 
【中野】 2012年に初優勝したとき、MVPは佐藤寿人選手でした。彼は同時にフェアプレー個人賞も受賞しています。得点王、ベストイレブン、チームとしては優勝、高円宮杯と、これだけの賞を彼は受けているわけですよ。こういう選手は、史上初だったと思います。本来は、MVPとフェアプレー個人賞を同時受賞したことをもっと時間をかけて、Jリーグは紹介するべきだったと思います。
 

【編集部】 私たちサポーターは、この賞をもっと誇りにしてもいいですね。

 
【中野】 「フェアプレー賞をもらっても順位が6位じゃちょっと…」という人もおられます。しかし、2015年は優勝しているわけで、2016年のチャンピオンである鹿島アントラーズは、高円宮杯を1回も受賞していない。優勝と高円宮杯の同時受賞は、広島しかいないのです。
 
 

【編集部】 サンフレッチェの下部組織も、この精神が受け継がれているのですか。

 
【中野】 中学生や高校生のスポーツにおいて、相手に対して乱暴であったり、審判に異議を唱えたり、あるいは相手選手を傷つけるとか、そういうところは厳しく指導されているでしょう。それは、どのチームでも同じだと思います。問題は、その精神性をトップチームの選手になっても引き続きやっていけるかどうかです。犲襪妨鬚錣譴仞屬なる瓩箸いΩ斥佞ありますが、フェアプレーに対する精神性の乏しいクラブに入ってしまうと、指導されたことを忘れてしまう場合もあるわけです。
 

【編集部】 サッカーは、クリーンなスポーツだと積極的にPRすることも大切です。

【中野】 サッカーは、世界で最も普及しているスポーツで、世界規模で盛り上がります。その反面、フーリガンなど暴力性のことも批判を受けているのは事実です。だからこそ、「フェアプレープリーズ」というスローガンを世界中で掲げています。それだったら、フェアプレーを最もやっているチームが、もっと評価されるべきです。ただJリーグは、世界的にまれにみるほど、フェアプレーが遂行されているリーグ。それは日本代表が、国際舞台で「フェアプレー賞」の常連であることからも証明されるでしょう。
 

【編集部】 サンフレッチェ広島は、Jリーグのイメージアップに貢献していますね。

 
【中野】 そうです。イメージ戦略の中で、非常に貢献度が高いですよ。Jリーグがもっとその価値を認めてほしいですね。
 
 
 
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(「リビングひろしま」2017年1月7日号・新春号掲載)
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