まるごとクッキング
旬の食材を可能な限り使い切ることを目的に、エコクッキングを紹介します。
■スイカ
購入しても冷蔵庫に入りきらない、食べ終わったあとの生ゴミの取り扱いに困った…という経験がありますよね。そこで、スイカを一玉上手に使い切ります。ポイントはスイカ糖にすること。保存が効くので食べ切れなくても大丈夫。丸ごと購入してみましょう。

《クリックして拡大表示》
スイカの皮の漬物
捨てないで、漬物やピクルスにしましょう
作り方
【1】 外皮をむいたスイカの皮約400gを2mm幅にスライス
【2】 塩を少々振りかけて10分間置く
【3】 その後軽く水分をざっと絞り、密封袋などに入れて塩こんぶ10g程度を加え、なじませれば完成です
スイカ糖のつくり方
スイカ糖とは、スイカの果汁を煮詰めて作るシロップのこと。パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたり、かき氷のシロップや紅茶・ハーブティーに加えたり、料理の隠し味などとして使い方はいろいろです。
【作り方】
【1】 スイカの赤い果実と緑の外皮を取り除いた白い皮の部分を適当にカットして、ミキサーにかけジュース状にします(黒く硬い種は、取り除いておく)。
【2】 ザルに清潔な布を敷いて【1】のジュースをこし、鍋にかけ沸騰させ、噴きこぼれを注意しながら、1時間くらい煮詰める。
【注意】絞りカスはシャーベットなどに利用するので、捨てずに取り置きを。
【3】 1/10の量になり、ハチミツくらいの濃度になれば完成。
【注意】1時間というのは、だいたいの目安。鍋の大きさや火加減、スイカの水分量で、煮詰める時間は変わります
SHUFU-1ミセス 朝迫 桂さん
旬のものを使ったドレッシングやジャム、ソースを作ったりと、自然の力を栄養にする大切さを伝えたいと、自家製にこだわった生活を目指しています
提供:広島リビング新聞社