第50回 「田中光顕」
2015年12月19日
著名人で幕末時代を生きた人で一番長生きをした人って誰かなとふと思いました。
ネットで調べますと出てきました。
田中光顕(たなか みつあき)という人です。1843年から1939年。96歳まで生きたようですね。
土佐藩で生まれ、武市半平太の尊王攘夷運動に傾倒してその道場に通い、土佐勤王党に参加しました。
叔父にあたるの那須信吾という人は吉田東洋暗殺の実行犯で、光顕本人も関与した疑いもある。
しかし謹慎処分となり、脱藩。
高杉晋作の弟子となって長州藩へ行きます。
第一次長州征伐後に大坂城占領を企図したが、新撰組に摘発され、逃げます。
薩長同盟の成立に貢献して、幕府軍と戦った。
後に帰藩し中岡慎太郎の陸援隊に幹部として参加。
中岡が坂本龍馬と共に暗殺されると、その現場に駆けつけて重傷の中岡から経緯を聞く。
中岡の死後は副隊長として陸援隊を率い、戊辰戦争で活躍しました。
維新後は新政府に出仕。西南戦争では征討軍会計部長となり、陸軍省会計局長、陸軍少将、元老院議官や初代内閣書記官長、警視総監、学習院院長などの要職を歴任、政治家として大きな勢力をもった。最終的に収賄疑惑の非難を浴びて辞職、政界を引退した。
引退後は、高杉晋作の漢詩集の出版、武市半平太の遺族の庇護など、日本各地で維新烈士の遺墨、遺品などを熱心に収集し、それらは常陽明治記念館、旧多摩聖蹟記念館などに寄贈された。
とんでもなく凄い人じゃないか!重要な歴史の出来事に関わってるし!
色々証言してるのでしょうね。それが真実なのかどうかは本人にしかわかりませんけどね。
ハンサム新八 PROFILE
1975年広島生まれ。40歳。
生まれた時からハンサムと呼ばれ、ハンサムとは何かを常に探求しているイタイおっさん。ある日「真のハンサムは幕末にいる!」と幕末好きを発表するが、実際は幕末歴1年といういい加減な面を醸し出しながら、一生懸命幕末ネタをネットで探している日々。他にも忠臣蔵にハマり中。
提供:広島リビング新聞社
参考文献
ウィキペディア フリー百科事典 ほか