第47回 「辞世の句特集」
2015年11月28日
今回はすみません、手を抜きます(笑)いいでしょ?少しくらい(笑)
各幕末の志士達の辞世の句を紹介します。
解釈は色々あるので決めつけは止めておきます。気になるのがあれば調べてみてください
吉田 松陰
身はたとえ 武蔵の野辺に くちぬとも 留め置かまし 大和魂
武市 瑞山
ふたたひと 還らぬ歳を はかなくも 今は惜しまぬ 身となりにけり
高杉 晋作
おもしろき こともなき世をおもしろくすみなすものは 心なりけり
西郷 隆盛
ふたつなき 道にこの身を 捨小船 波たたばとて 風吹かばとて
木戸 孝允
さつきやみ あやめわかたぬ 浮世の中に なくは私しとほととぎす
岡田 以蔵
君が為め 尽くす心は 水の泡 消えにし後は 澄みわたる空
土方 歳三
たとひ身は 蝦夷の島根に 朽ちるとも 魂は東の 君やまもらん早き瀬に 力足らぬや 下り鮎
沖田 総司
動かねば 闇にへだつや 花と水
辞世とはこの世との別れを告げることをいい、辞世の句はその人が死ぬ間際に読む短歌や和歌で、その時の心情などを後世に伝えることが目的なんですが、必ずしも本人が作ったかどうかは不明なモノもあるようです。
いずれにしても、その時のこと、気持ちを伝えているわけですから、心に響くモノはあると思います。
ハンサム新八 PROFILE
1975年広島生まれ。40歳。
生まれた時からハンサムと呼ばれ、ハンサムとは何かを常に探求しているイタイおっさん。ある日「真のハンサムは幕末にいる!」と幕末好きを発表するが、実際は幕末歴1年といういい加減な面を醸し出しながら、一生懸命幕末ネタをネットで探している日々。他にも忠臣蔵にハマり中。
提供:広島リビング新聞社
参考文献
ウィキペディア フリー百科事典 ほか