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がん検診の重要性を訴える

 

向井 亜紀(むかい あき)

向井 亜紀さん(「リビングひろしま」2015年9月19日号掲載)
向井 亜紀さん
 
 「死ぬことばかり考えていました」と、ショッキングなコメントで始まった女子力アップセミナー。8月30日に広島県立総合体育館で行われたセミナーの講師に、タレントでがん検診の必要性を訴える向井亜紀さんが招かれました。広島県の子宮頸(けい)がん検査受診率は43.9%。病気が進行してしまうと、妊娠の可能性を奪ってしまうこともあるそうです。
 
 向井さんは15年ほど前、妊娠の確認と一緒に行った検査から、子宮頸がんが見つかりました。「元気だから自分には関係ないと思っていましたが、検診は大切です。“誰かのために”と思ったら 、恥ずかしくなどありません。必ず、受けてください」と繰り返します。
 
 がん治療のため、苦しい治療にも耐えましたが、出産できないことから“術後鬱(うつ)”を発症。生きる気力を失い、長い苦悩の日々が始まります。鬱状態から復活するまでの、絶望と希望の間をさまよったころを振り返り、思わず目に涙がにじむ場面も…。
 
 復活のきっかけは、ある先生との出会い。“心の中にどんなイメージを映し続けるか、そうすることで未来も変わってくる”と諭されました。その時、心に元気がないと身体にも影響することをあらためて感じたそうです。「病気になると、頭の中で悪いことばかり考えてしまいがちです。しかし、病気が治って退院している、といったプラスのイメージを思い浮かべてください。そうすることで、未来が変わってきますよ。キラキラした毎日を過ごしましょう」と笑顔で話す姿が、とても印象的でした。 
 
 
文・写真/唐 乃梨子(広島リビング新聞社所属ライター)
 
 

PROFILE    向井 亜紀(むかい あき)

1964年埼玉県生まれ。子宮頸がんによる子宮全摘出、米国で代理出産により双子の男子を授かる。テレビ・ラジオ・エッセー執筆・講演会の他、全国各地で子ども向け体育教室『高田道場ダイヤモンドキッズカレッジ』のMCなど、幅広く活動している
 
 
 
  

提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2015年9月19日号掲載)

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