住民主体でオーダーメードの街づくり
地域の住民が主体となって、街並みや建物のきめ細かいルールを決めることができる「地区計画」。広島市には63の地域に、この地区計画が決定されていますが、具体的にはどのようなものなのか、広島市都市整備局の藤田昭彦都市計画課長にお聞きしました。

「ホームページ【ひろしま地図ナビ】でお住まいの地域の都市計画情報が確認できます」と語る藤田課長
地域のルールを決める「地区計画」とは?
建物の高さや道路からの位置、色やデザイン、垣や柵といった外構などについて、地域の特性に応じたルールを決めることができる都市計画制度です。例えば、家の高さを抑えて、柵を生け垣にすることで、開放的な街並みに誘導していくことができます。郊外団地などでは、美しい街並みを維持するため、この制度を活用している事例があります。
この制度を活用するにはどうすればいいの?
地域の課題はさまざまです。まずは、困っていることや改善していきたいこと、守っていきたいことなど、将来にわたってどんな“街”にしていきたいかを地域の皆さんで話し合って共有することから始めましょう。街並みや建物に関することであれば地区計画が活用できます。“出前講座”やアドバイザー派遣といった支援制度もあります。
詳細は、TEL:082(504)2268都市計画課へ。
提供:広島リビング新聞社
(「リビングひろしま」2014年3月1日号掲載)
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